「パーカー」と「フーディー」って、どちらもフード付きのスウェットですよね。
だから、なんとなく同じように思って使っている方も多いのではないでしょうか。
実際、ショップの店頭やオンラインストアでも「パーカー(フーディー)」と併記されていたり、言い方が混在していたりします。
でも、よくよく調べてみると、実は呼び方やニュアンスに違いがあるんです。
パーカーとフーディー、どちらも「フード付きの服」
まず共通しているのは、どちらもフード(フード付きの帽子)があるトップスであること。
カジュアルでスポーティーな印象があり、性別や年代を問わず人気のあるアイテムです。
じゃあ何が違うの?
大きな違いは、次の2つにあります。
- 呼び方のルーツ(語源)
- 日本と英語圏での使われ方
■「パーカー」は和製英語
日本で一般的に使われている「パーカー」という言葉、実は英語ではあまり使われません。
英語圏では、同じようなアイテムを「hoodie(フーディー)」と呼ぶのが一般的です。
つまり、「パーカー」は日本独自の呼び方で、和製英語なんですね。
■「フーディー」は英語での正式な呼び方
「フーディー(hoodie)」は、英語で「フード付きのスウェットシャツ」のこと。
英語圏では「フーディー」と言えばすぐにイメージが伝わります。
日本でもファッション誌やブランドの中では、「フーディー=ややおしゃれ寄りの表現」として使われることが増えています。
実際は「同じもの」を指すことがほとんど
とはいえ、現在の日本では「パーカー」と「フーディー」はほぼ同義語として扱われており、デザインや用途に明確な差はありません。
たとえば、ファスナーがある・ないで「ジップパーカー」「プルオーバー」などの違いはありますが、「フーディー=よりストリート感や海外っぽさのある呼び方」と捉えるのがわかりやすいでしょう。
まとめ:言い方は違えど、ほぼ同じアイテム
- 「パーカー」は和製英語、「フーディー」は英語
- どちらもフード付きトップスを指す
- 日本ではほぼ同じ意味で使われている
- 「フーディー」はややおしゃれ・海外っぽい印象
服選びのとき、なんとなく見過ごしがちな呼び方の違い。
ちょっとした雑学を知っていると、買い物や会話の中でも話のタネになりますよ。
次にフード付きのトップスを手に取るときは、「これ、パーカー?それともフーディー?」と、ちょっと意識してみるのも楽しいかもしれませんね。